開墾中

藤井農園の1町2反歩の畑のほぼ中央をU字溝が縦断していて、今はそこを水が流れていますが、その昔は畑の一部が小川になっていたため、表土が流され石ばかり。その区画は面積およそ3反歩(900坪)。大きな石や木も多く、就農以来手付かずでした。でもさすがに3反歩の畑を荒れさせておくのはもったいないので、その区画の開墾を昨年秋から始めました。

昨年10月、ハンマーナイフモアという自走式の草刈機で草刈り。そしてチェーンソーで立木を伐採。
雪が溶けた3月、1週間ほど土木屋さんに入ってもらい、篩のようなバケットをつけたコンマ7のバックホー(重量22トン)で大きな石を取り除いて整地してもらいました。
こうしてだいぶ綺麗になりましたが、それでもまだ石がごろごろ残っており、手で拾おうと思っていた矢先、同じ集落の心優しい大規模農家さんがストーンピッカという石を拾う作業機と80馬力のトラクターをセットで貸してくれました(涙涙涙)。
ストーンピッカは大きないも掘り機のような機械。表土をすくってコンベアで後ろに運びながら、土だけをふるい落とし、石だけを後ろのコンテナに貯めていきます。コンテナは油圧で持ち上がり好きな場所に石をダンプできます。
土をすくう先端をあまり深く入れると湿って固まった土くれまでコンテナに入ってしまうのでその加減が大事です。
この後、堆肥と肥料をまいて耕して、ようやく作物の種まき・植え付けとなりますが、春は雨が降ったり雪が降ったりして畑がなかなか乾かないので、なかなか思うように進みません。

2 thoughts on “開墾中

  1. かなり大規模な開墾作業でしたね。石を選別する装置があるんですね。大変な作業でした。
    でもこれで作付け面積増えましたね。

  2. はい、いつも畑を回すのがきつきつだったんですが、これで余裕がうまれそうです。

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