Kuroda Brothers, 開墾中!

 
農業を始めてから、いろんな人たちとの出会いがあり本当に楽しい。
3月から藤井農園の未開墾の畑を開墾している黒田さん兄弟。
「農的なライフスタイルを送りたい。」と昨年春頃から不定期で東京から通い、畑の手伝いに来てくれていた。そして今年1月、拠点を佐久に移し、仕事をしながら週の半分を農業の勉強に当てている。半農業研修半X。
    
お兄さん(左)は、広告業界を経てレコード会社でプロデューサーをやっていた人。今までの経験を活かし会社を設立、農業を学びながら、首都圏のクライアントを中心に映像プロデュースの仕事をしている。夫と同じ33歳。
弟さん(右)は、京料理と村で板前修業の後、メディア関連会社に勤めていた。26歳。アルバイトで資金を貯めながら、いろいろな農家を訪問し勉強している。
これからこういう人たち、どんどん増えていくと思う。空気も水もまずい、狭くて土地も高くて人口も犯罪も多い都会に、無理して居る必要はないかもしれない。田舎には仕事がないと言う。でもそれは誤解である(これについてはまた後日)。
ちょっと前まで、田舎に来るのは悠々自適な老後生活求める団塊世代前後の人たちだった。それが今、農村には私たちと同世代の若い人たちがやってくる。面白い。第一産業が注目されている。素晴らしい!
東京で暮らしていた頃は、1日のほとんどの時間を勤めていた会社のために費やし、仕事関係以外で新しく人に出会うことは少なかったと思う。ましてや全く違うフィールド、全く違う世代の人と出会って、親しくなるということはほとんどなかった。
農業を始めたら、こーんな山奥に住んでいるにも関わらず、次から次へと人が訪れる。仲間が増え、皆の生活がどんどん豊かになっていく。本当に幸せな話。


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