地域の一員としての役割

うちの子供が通っている保育園は、家から15分ほど山を下ったところにある、園児数27名の小さな保育園。人数が少ないので親の”役”が割と早いペースで回ってくる。私も例外に漏れず新年度の”役員候補”になってしまい、今日その中で会長、副会長、会計、評議委員などを決める会議に出席した。長女は1歳半から預けているし、下の子も1歳を過ぎる今年5月からお世話になる予定なので「仕事忙しいからできません」とはさすがに言えない。



園児の親20名の中で、1度も役をやっていない人は私を含め3人のみで、あとは皆上の子の時に役員をやっているとのこと。ここ望月では、3人兄弟、4人兄弟がざらにいる。5人兄弟もいる。だからたくさん子供がいるお母さんは、何度も役が回ってきて大変だ。



そして、誰も”会長”をやりたくない。会長になると保育園内の取りまとめの他に「保護者会連合会」という定例会議や総会など外の会議に出席しなければならず、それが土曜日なのに子供を連れて行くのはNGだったりして、特に小さい子供がいるお母さんには負担が大きいらしい。



で、会長決めのアミダくじでわたし大当たり。
こうなる運命であった。なんかいやな予感してたんだよね、最初から。
来年度から布施保育園の会長になりました藤井ですどうぞよろしくお願いしますせっかくの機会ですので楽しんでやりたいと思います。
極めつけがこのステッカー。新役員全員これ車に貼って安全走行。

毎朝子供を保育園へ送って行く時、いつも時間ギリギリなので猛スピードで走っているんですが?
これからはパトロール?しながら気をつけて運転したいと思います。
今年は夫が消防団に勧誘され、入団することに決めたし、来年は地区の区長の役も回ってくる。人口が少なく、高齢化が進んでいる農村では若い人たちにどんどん地域の仕事が回ってくる。でも近所で火事があったら助けに行くのは当然だし、人が少ないからこそ、地域の人達で助け合って自分たちの住処を守っていくという団結力がある。
田舎は近所付き合いが大事。都会では近所付き合いは面倒という風潮があるけど、近所付き合いって、結構楽しい。近所の人との交流を大切にし、お互い信頼し合える暮らしというのは本当に素晴らしい。こんなところに、都会にはない農村の良さがあるということを多くの人たちに知ってもらいたいと思う。


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