大雪の被害状況

14日未明から15日にかけての大雪で、ここ佐久市の標高1000メートルの地域では1メートル以上の記録にない積雪となりました。


15日の午後になってようやく雪がやみましたが、前日からの雪落としの甲斐もなく、朝の時点で4棟のハウスのうち、1棟はすでに倒壊していました。もう1棟のハウスも倒壊しそうになり、ビニールを切っていたら、その最中に奥のほうから倒壊。

倒壊したハウス

残りの2棟をなんとか生かすため、下の方のビニールを切って雪を中に落としました。もうすぐ出荷できそうだった小松菜を、ハウスの骨組みを守るため、泣く泣く犠牲にしました。出荷中のほうれん草は、中央部分にあったため雪の下敷きにならず無事です。

 

ビニールを切って雪を落としたハウス
かろうじて残ったハウスのほうれん草。しかしビニールを切ったので寒さに直接あたってしまいます。寒さに強いとはいえ、いつまで生き残れるか。。。
大雪から2日たった月曜日の朝。日中も気温が低く、雪がほとんど溶けません。ようやく車が一台だせるようになりました。
佐久市はもともと積雪の少ない地域なので、除雪能力に限界があります。市内全域がこんなかんじなので、除雪車はまだ来ません。
2日かけて家の玄関から公道までの車が通れるだけの幅を雪かきしました。これだけ積もると雪の逃げ場がないため、雪を押していくタイプの除雪機は使えません。スコップで遠くに投げ飛ばすので体力を使います。
17日の夕方5時、ようやく我が家の前にも除雪車がやってきました。
実は、この除雪車(雪を横に押しのけるグレーダータイプ)は雪が深すぎて、ここでスタック。この後、雪を持ち上げるドーザタイプの除雪車がこの車を助けにきて、その先の除雪もしてくれました。
24時間体制で除雪にあたってくれている佐久市と協力業者の皆様、ほんとうにありがとうございます。
なお、野菜セットの定期宅配は、現在もクロネコヤマトの集荷制限が行われているため、今週火曜日お届けの野菜セットは出荷を停止いたしました。大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
金曜日お届けの野菜セットについては、随時クロネコヤマトに状況を確認して、できるだけ予定通り発送したいと考えております。
参考:

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