土壌分析


藤井農園では定期的に畑の土を採取して、土壌分析をしています。
有機農業というと、長年の経験や勘を頼りにした昔ながらの農業という印象が強いかもしれませんが、経験の浅い新規就農者にはそれができません。
土壌分析とは、土壌中に含まれる各種養分の量を知るための手段です。作物別に求められている養分の量やバランスが、統計的に分かってきているので、科学的な分析に基づいて必要な養分を必要な量だけ補うことで、経験の浅い人でも品質のよい野菜作りを実践することができます。
もちろん、作物を栽培する上で必要なのは土壌の化学性だけではありません。土壌の物理性(土の通気性、排水性、保水性)、生物性(微生物の状態)も大事です。土壌分析の大切さは、土壌の化学性に的を絞って検証し、どこに課題があるかを絞り込んでいくことにあります。

くさぶえ農園の林さん(左)、研修中のクロちゃんと一緒に。

ピーマン・・・7月出荷予定。今年はセニョリータ、ニューエース、ワンダーベル、甘とう美人、福耳とうがらしなどの品種を作っています。


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